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写真の部屋
佐藤カメラマンとの出会い

このコーナーはモトクロスを撮ってみたいと思った、超初心者のあなたに送るページです。

その3

置きピンで行こう

やっとタイトルが出てきました(笑)。
先ず、
MFの時には撮ろうとする場所に前もってピントを合わせておき、そこにライダーが来た時にシャッターを切ります。
これを置きピンといいます。プロの人なら向かってくるものに対してピントを合わせ続け(迎えピン)、去っていくものに対してもピントを合わせ続けます(追いピン)。人間オートフォーカスをやるというのだから驚きです。
オートフォーカスカメラは機種によってはライダーが来たのにジーコジーコいうだけでなかなかピントが合わなかったりするので、そんな時は迷わず
AFスイッチを切ってMFにしましょう。
僕の場合は先ずシャッターを切りたい場所の地面にピントを合わせます。実際は地面を撮るのではなくライダーの顔を撮りたいので、ライダーの顔との距離を地面に置き換えてピントを合わせます。これはかなり念入りに合わせます。AFカメラの人はダイヤルをスポーツモードにしてコンティニュアスAFにします。これだとファインダーの真ん中で捉えていればカメラが自動的にライダーにピントを合わせ続けてくれます。
コンパクトデジカメで撮る場合はちょっとコツがいります。コンパクトデジカメは、シャッターボタンを押してからピントが合い、実際にシャッターが切れるのにかなり間があるのでいざ写りを確認してみるとライダーの後姿だったりします。
撮り方としてはシャッターを半押しにするとその距離でピントがロックされるので、やはり撮りたい距離にある他の物に向けてシャッターを半押しにしたままライダーが来るのを待ちます。そしてシャッターを押せばそこですぐに切れます。ただ半押しにした時に露出もロックされてしまうので注意が必要です。
シャッタースピード優先で、シャッター速度は500分の1秒から始めてください。
ライダーが来たー、バシャ。また来たー、バシャ。仕上がりを見てみましょう。回りの景色は止まっているけど肝心のライダーがブレブレです。


ブレブレで何がなんだかさっぱりわかりません

動いている被写体を撮るときには「流し撮り」というテクニックが必要です。

流し撮り

まず脇をしっかりと締め、体を予め捻ってライダーを待ち、ライダーが来たらファインダーの中でライダーを捉え続け、正面にライダーが来た時にシャッターを押します。この時重要なのはシャッターを押してもカメラはそのまま動かし続けるということです。もしここでカメラの動きを止めてしまうとブレブレの写真になってしまいます。だから体の捻りは左右で150度くらいになり、そうとうブンブン振り回すことになります。
レンズが周りの人にぶつからないように注意しましょう。

慣れてきたら段々とライダーをフレームの真ん中で大写しできるようにしましょう。

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